プレゼンとは自分の望むゴールまで相手を動かすということ

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どうやったらわかりやすく相手にメッセージを伝えられるか?
仕事でも、お客様にどのように伝えれば効果的なのかを考えることが多い。
これまでロジカルシンキング系の本も読んでいたのでこの本で書いているメッセージの伝える手法については目新しさはないものの、その心の在り方、スタンスというところが非常に面白く参考になった。

参考になったこと(気づき)

プレゼン力とは、人に「動いてもらう」力である。

プレゼン本は世の中に沢山あるが、どちらかというと手法中心が多いが、この本ではそれにとどまらない。
プレゼンは手段であり、その目的を明確にすることが大切としている。
プレゼンで「理解してもらう」はゴールでない。相手を動かして自分が望むゴールを得ることである。
さらには相手が動くために、できることはすべてやりきる精神が大事でもあるということ。

考えるとは、「知識」と「情報」を加工して「結論」を導き出すこと

言い換えるとINPUTとしてPROCESSINGしてOUTPUTするということにも近いと感じる。
この結論とは、相手に動いて欲しい方向を示しているもの。方向があるものが結論である。
相手に動いてもらうためには方向を示さなければならない。それが結論である。

ロジカル+イメージ

正しいことをだけ伝えても、人は動かない。

そのためには、次のことが心がけたい。

  1. 聞き手の頭にイメージさせる
  2. 聞き手にイメージに入ってきてもらう

ビジュアルを見せることもその1つだが、言葉だけの場合、「例えば」という言葉を使って具体例が示すということ。
結論を支える根拠は完結にすると抽象的になりやすいため、よりイメージさせるために「たとえ」 を入れる。

イメージにはいってきてもらうためには、直接お願いする。「想像してみてください。」と問いかける。

実際の例を本文P127より引用する。

吉野家が好きです。
まず、早い。座ったかどうかのタイミングで、店員さんが牛丼を出してくれますね。
次に、安い。今時どこで食べても大抵500円はかかります。
最後に、うまい。想像してみてください。おなかがすいた時に牛丼をかきこんだことを。
だから、僕は吉野家が好きなんです。

左脳と右脳をつかって相手を動かすことが大切ということだ。

ツッコミどころを用意しておく

意見を否定しやすい人たちにはあえてツッコミどころ、トラップを仕掛けておくということだ。全てを否定されないためにも、本筋とは少しちがう辺りで仕掛けておく。あからさまに間違った根拠や意に反するとことを盛り込んでおく。
そこにまんまとツッコミが入れば、その人の意見を取り入れて共同作業に持ち込むというもの

今の職場はあまり突っ込んでくる人はいないが、以前の職場は本当に多かった。
当時これを知っていればかなり違ったかもしれない。

上司は優れているわけでない。

自分はこれまで上司だから、なんでもできる、そう思っていた節がある。人間性はともかくスキルや能力に対してだ。
しかし、そうではないという。
優秀な人ももちろんいるが、どちらかというと、たまたまマネジメントするという機能をもっているだけ。それなりの報酬をもらっているということは
責任をもっている
ということだけ。
そう割り切るとじょう上司に対して意見をぶつけやすくなる。

「超一言」をつくる

自分の伝えたいことを一言のキーワードで包見込む。
人は80%聞いていない。そのため、聞き手がほとんど忘れても、何か1つのキーワードだけも記憶にのこることが次につながる。
覚えやすさがポイントであろう。

自分へのフィードバック

「基本的に・・・」を使わないこと

このフレーズわりと自分でもよく使っている。万が一のことも兼ねてエクスキューズとしてしまっている言葉になっているが、余計な情報、ノイズにもなっている。
基本的でないことを述べない限り使わないことにする。
とにかくスッキリ、カンタンにする。

伝え方のパターン「PCSF」

Problem→Change→Solution→Futureの順で話してみる。新しい取り組みを説明する時に使えるとのことだ。
これは実際の営業現場で使えそう。

実際の使い方はこうだ。本文P159から引用

今、こんな形で問題があります(Problem)。これに対し、テクノロジーでこんな変化が起きつつあります(Change)。この変化を活用し、我々は、こんな解決策を生み出しました(Solution)。そして私たちは、この解決策を展開しながら、
こんな未来を作っていきたい(Future)

会議では「ポジション」をとる

とにかく、その時点での意見をもつ。その場で判断をする。それが前に進む秘訣でもある。
大事なのは「結論を出す」ということ。そうすればそのために根拠を考えなければはらないので、思考や議論が進むのである。
日常でも何か迷った時にその時点での結論を出すことを心がける。