B’zのライブ「Pleasure」は本当に快楽だった

B’zのライブ「Pleasure」は本当に快楽だった

B’zの全国ツアー
B’z LIVE-GYM Pleasure2018-HINOTORI-」
の最終日、味の素スタジアム公演に参戦した。

このPleasureツアーは節目の年に開催され、
最近では25周年の2013年が最後。
結成30周年の今年、5年ぶりとなる。

8月4日の日産スタジアム公演も参戦したが、その時以上にたくさんのエネルギーを得られたライブであった。

このライブで感じたことをここにまとめる。

硬直していた心がドンドンほぐれていく

1曲目のUrtra Soulが始まってすぐに、
心の奥底からあらわれてくるウぅっとくるような感情を感じた。

最近にはなかったもの。

自分の夢に向かって頑張っていた10代・20代には、日常にもっとあった。

しかし、いつしか夢がなくなり、なんとなくこのままではダメだという気持ちだけの毎日。

特にこの最近は、プライベート・仕事と噛み合わないことがたくさんあり疲れていた。

心の状態を無視して、このままではいけないとただただ目の前のことを必死になっている。

ライブ中、何度もそう思っていた。

MCの中で、稲葉さんは言った。

それぞれの人生の中で

毎日みんな頑張って生きていて、

いろんなことを経験して感じて

思っていてそれが積み重なってくる。

この場所に集まったときに、

自分の中にあるものを

声にしたり動きにしたり涙にしたりと

いろんなかたちで

さらけ出して吐き出して

新しいエネルギーが生まれたり、

元気になれたり。

思いつかなかったことが思いついたり。

そういう空間・時間がB’zのPleasureだと。

まさに自分がライブ中に感じていた思い。

心に刺さった。

これがまさにPleasure- 快楽 -なのだと。

「生きていてよかった」

大げさかもしれないがそのぐらいの気持ちになった。

アンコール明けのラスト曲「Run」が終わると、たくさんの花火がスタジアムの空に上がり
ついに涙が溢れ出てきた。

ステージ上では抱き合っている松本さんと稲葉さんの姿がそこにはあった。

涙が止まらなかった。

日常の生活で固まってしまった心が完全にほぐれた瞬間であった。

夫婦で同じ楽しみをもてる幸せ

今回、ライブに足を運べたのは妻の存在が大きい。

かつてファンクラブに入っていたほどにB’zが好きだったのだ。

ふたりが交際して間もない頃に行ったカラオケで彼女は「Oh! Girl」を熱唱していた。

2000年以降にヒットした楽曲を歌った女性はそこそこいたが、90年代のアルバムの歌をセレクトしたのは私の中では彼女だけだった。

ふたりとも90年代のB’zの曲はたくさん聴いていたが、最近の曲はあまり聴くこともなくなっていた。

昨年の秋頃、たまたまB’zのニューアルバムの発売やそのアルバムのツアーがあることを知った。

妻に話してみた。

「東京ドームでB’zのライブあるんだけどどう?」

我が家は2歳の子供がいる家庭で簡単に預けられる身内は近くにはいない。

さらにチケットも入手困難。
行きたくでもハードルは高かった。

とりあえず、「ダメ元で応募だけでもして、あたってから考えようか?」

すぐにのッてきた妻だった。

さすがB’zのファンクラブに入っていただけのことはある。

好きなものに同じ熱量で反応してくれるのはとっても嬉しい。

そんなこんなで申し込んでみたらところ、見事に当選し、19年ぶりのB’zのLive Gymを堪能したのだ。

それからというものふたたびB’zにハマった夫婦。

1月のライブはアルバム主体の構成だったので、「やっぱりPleasureツアー行きたいね〜」なんて話していたところ、それが現実になった。
それが今回のライブである。

すでに退会していたファンクラブに再入会し、バーミリオンカードまでつくった妻。

同じことに熱くなれるのは本当に嬉しい。

そのカードのおかげ今回まったく並ばずにツアーグッズを買うこともできた。

ふたりでガチャガチャも楽しんだり、同じ場所で同じ時間をともに過ごした夜だった。

夫婦で同じ気持ちで幸せを感じられることは本当にありがたかった。

稲葉さんに憧れる気持ちは変わらなかった。

B’zのライブは今回の味スタで6回目だが、一番はじめに観たライブは91~92年に開催の”IN THE LIFE”ツアーだ。

16歳の頃に北海道の旭川と北見で2回、授業を早退して行ったことを記憶している。

B’zを知ったのは確か「Lady Go Round」が発売されたぐらいの頃だった。
一番ハマっていたアルバムは、OFF THE LOCK 、Risky、IN THE LIFE、RUNあたり。

都会的なビジュアルでデジタルビートにのせたキャッチーなメロディに、とても衝撃を受けたことをいまでも覚えている。

楽曲はもちろん好きだったがそれ以上に好きだったのがボーカル稲葉さんだった。

都会的な雰囲気で知性を感じるルックスに当時は本当に憧れの存在だった。

Just Another lifeのライブビデオは擦り切れるまで観た。

当時、稲葉さんはジャケットを着ることが多かったが真似して買ってみたり、髪型を真似してみたりもした。
さらには見た目だけでなく、横浜国立大学出身という学歴にも憧れた。
高校時代に猛烈に勉強したのはそれがあったためだ。

そんな憧れの気持ちも年を重ねていくにつれて、いつしか忘れてしまっていた。

しかし、今回、54歳になっても全く変わらない稲葉さんの格好良さを再認識し、43歳になった今でも稲葉さんに憧れる気持ちは変わらなかった。

「あんな50代、憧れるぜ」

人に憧れるという気持ちを改めて感じたら、エネルギーがみなぎってきたのであった。

特殊な座席だからこそ得られたこと

今回の最終日のチケットは、前もっていろんな方法で探していたが、結局手に入らず飽きらめていた。

しかし、なんと当日になって奇跡的に手に入れることに。

プレイガイドから当日の11時半に販売されたのだ。

本当に嬉しかった。

しかし、会場についてみると、座席はS席ではあるがステージの真横。

「やっぱり、直前販売はそういうことだよね」

2つあるスクリーンもほぼ横からでほとんどみえない。みえるのはスタジアム全体、そしてステージに立っている2人の横からの姿だけ。

唯一、ステージ端まで移動してくると、アリーナの前列と同じぐらいの近さで観ることはできる。

ステージ全体がまったく見えないそんな席であった。

正直、ライブの席として残念な場所であることには間違いない。

でも、だからといって悪かったかというと、結果として全くそうではなかったのだ。

本来なら参加できなかったライブ。
チケットを手に入れられなかったファンがいる。外には音漏れを聴きにきているファンもいた。そういう本当に貴重なライブなのだ。

とにかく30周年の最終日のライブに参加できることだけでも本当に幸せである。

実のところ、会場に入って席の位置がわかった瞬間は夫婦のテンションが下がっていたのはお互い感じていた。

ただ、せっかくのライブに残念な気持ちで楽しみたくないという気持ちは一緒だった。

とやかく言わずにふたりの気持ちを入れ替えることが暗黙の了解だった。

実際にライブがはじまってみるとそれまでの心配をよそに、あの席でしか味わないものを感じられた。

日産スタジアムのライブにすでに参加していたこともありライブの全体像はなんとなくわかっている。

だからからこそかもしれないが、前回の公演では味わえないよさがあった。

以下にまとめる。

演奏が聞きやすい

なぜだかわからないが、音像がはっきりしていた。

バンドの演奏が近くから聞こえている感じもあった。

稲葉さん、松本さんの動きに集中できた

スクリーンが見えず、ステージの全体も見えないが、ステージまでの距離は近いため肉眼でもはっきりとふたりの動きは確認できた。

もちろん横からではあるが、その細かな動きすべてしっかりとらえることができる。

本当にそこで演奏している、歌っているという実感が湧いてくるのだ。

スクリーン映像が見えないかわりに、音楽と動きに集中したのだ。

日産スタジアムのときはスクリーン越しにみることが多かった。表情もわかるし映像ならではの演出もある。

ただし、スクリーン映像ばかりみているとライブビデオとも錯覚する瞬間もあった。

その場にB’zの2人がいる感覚がなくなる時があった。

それが今回は本当にそこにいる感じがした。

会場全体の熱気がダイレクトに感じられる

ステージ横なので、スタジアム全体を簡単に見渡せる。

会場全体の熱気をストレートに感じとることができた。

きっとB’zのふたりが見えている景色もこれに近いのだろうなって、勝手に妄想もしていた。

バックステージがまる見え

ステージ後ろのスタッフたちのうごきが目に入りやすい。

たくさんのスタッフがひとつのエネルギーを生み出している。

曲の途中でステージの一部が3つぐらいに分解され後方に移動されていた。
そして、それまでステージがあった場所にはとっても大きいエアマットが置かれていた。

そう、LOVE PHANTOMで稲葉さんがダイブするときに使うものだ。

前回の日産スタジアムでは本当に落ちたかどうかまではわからなかったのだが、今回はダイブしていく光景を目の当たりにした。

バックステージがよく見えるからこそスタッフの仕事ぶりも感じ取ることができる。

こうやってひとりひとりの力がひとつになってライブが出来上がっている。

チャージできたエネルギーの使い道

本当にたくさんのエネルギーをもらったライブであった。

そのリフレッシュした自分にフィードバックしたいことを最後にまとめる。

プロ意識をもつこと

稲葉さんはこの最終日のステージでもなんどか喉がつらそうと感じるシーンがあった。

今回のツアー中、声がでなくてライブが一時中断するアクシデントがあったという。

anond.hatelabo.jp

その時の稲葉さんは

歌い続ける自信はなく、下手な歌を聞かせるのはプロ失格ですけど今日の私の姿を観ていって下さい。

貴重な時間を割いてイヤな事を忘れるために来てくれたのに逆に心配させてしまって本当にごめんなさい。
言い訳しないでやります。

素直に自分を認める姿はカッコいいし、プロである。だからこそ30年も続けてこれたのだと感じた。

プロは言い訳しないし、正当な評価を求める。そして素直にあやまる。

細マッチョを目指すこと

ふたたび稲葉さんに憧れはじめたのだから目標は大きく細マッチョになることを目指す。
まずは筋トレ、特に腹筋・背筋を鍛えて姿勢のよい体をつくることだ。

中年体型は今日でストップだ。

心のコリを上手にほぐすこと

日常の生活に戻ったら目の前のことに囚われすぎない。それはすべてのようでイチブでしかない。

心に余裕をもたせる。硬直化させないこと。

気分転換を意識する。

日常のストレスの解消はお酒に求めない

さいごに

まだまだ書きたかったことはあるが、なんとかかんとか言葉にすることができた。

B’zのPleasure は本当に素晴らしいライブであった。

ここまでお読み頂きありがとうございました。